3年4ヶ月お世話になった会社を退職致しました(します)。

 

どうも、久々の投稿な気がします。

 

突然ですが、表題の通り

2018年7月31日をもちまして3年4ヶ月お世話になった会社の最終出社を終え、8月31日付で退職致しますので、今考えていることを含めいわゆる退職エントリというやつを書いてみようと思います。

 

 

 

興味ある人だけご覧ください。⬇️⬇️⬇️

 

 

 

 

〜なぜこの時期にブログを公開するのか〜

このブログを書いている今日が8月4日なのでありますが、以下のようなスケジュールで進んでおります。

 

【退職スケジュール】

2018年7月31日:最終出社

2018年8月1日〜8月31日:有給休暇の消化期間←いまここ

2018年8月31日:退職日

 

 

そういうわけで、正確にはまだ退職しておりません。

「なぜ、この中途半端な時期に発信するのか?」という疑問をもたれる方がいらっしゃることを想定して、まずはそこから説明します。

 

 

 

結論から言うと、9月から日本にいないからです。

 

 

 

仮に、8月31日になってから「退職しました」と発信したとしましょう。

たとえ魅力的なお誘いを9月以降に受けたとしても、それに応えることができません。

基本的には、時間の許す限りフットワーク軽くどこへでも出かけていくつもりですが、肉体が日本にないことには、できることも限られています。

(オンラインのお誘いであれば、9月以降でもいつでもお待ちしております。大歓迎!)

 

 

 

そのようなわけで、今この段階で発信をすることにしました。

お誘いお待ちしております!

 

 

 

〜どんな仕事をしてきたか〜

よく聞かれますので、ここで改めて書いておきます。

「あいつ、そんな仕事してたんや」程度に思っていただけたら良いかと思います。

 

 

 

医療用医薬品の臨床開発をしておりました。治験のお仕事です。

医療用医薬品と言うと、いわゆる製薬メーカーが思い浮かぶのではないでしょうか。もちろん中心になっているのは製薬メーカーですね。

 

 

 

私が働いていた会社はそのような製薬メーカーから、臨床開発だけを受託する会社です。医療機関や製薬メーカーと連携して、治験を進めるお仕事です。

 

 

 

治験は、全国の医療機関で実施されているため、出張の機会も多く

南は熊本から北(東)は千葉まで、いろんなところへ行きました。新幹線やら飛行機やら数え切れないほど利用しました。

おそらく出張費だけで、年間100万円くらいは使っているのではないかと思われます。

1週間で10万円使った週もありました。

 

 

 

守秘義務等ありますので、あまり詳細はお話しできませんが

様々な疾患領域を担当できましたし、様々な形態の治験を担当することができ、大変勉強になりました。

 

 

 

最後に、本部長と一緒に出張に行けてよかったです。

 

 

 

 

〜なぜ退職するのか〜

1人目の上長に、圧倒的なパワハラを受けていたことも退職理由のうちの1つであることは否めないのですが、

主な退職理由としては、このままこの仕事を継続していくことが、「自分がどう生きたいか」「どういった課題を解決したいか」といった目標への最短ルートではないと感じたからです。

(少し抽象的ではありますが、その目標については、また別の機会に任せるとしましょう。)

 

 

 

正直、仕事自体は別に嫌いだということもなく、チームメンバーやプロジェクトマネージャーなど、人に恵まれたほうだったと実感しています。

 

 

 

けれども、通常のキャリアパスを想定した時に考えつく将来像にあまり魅力を感じなかったし、(そのキャリアパスを否定するわけではないですが)直感的に「それでいいのか?」と思ってしまって以来、進退に関しては何度も何度も悩み、いま走っているレールからは一旦逸れるということを決意しました。

 

 

 

〜これから何をするのか〜

海外でMBAを取得します。

「これから何をするのか?」と聞かれた時に、スッと出てくる答えはこれです。

 

 

当初、ある目的があってMBAを取得したかったのですが、MBA受験をする中での出会いであったり、MBA受験後のキャリアを模索する中での出会いに大いに影響を受け、「MBA取得後のこと」については模索中です。

 

 

 

ふわっとあるのは

・やっぱりヘルスケアの分野では何かやりたい。

・世の中の不合理やミスマッチを無くしたい。

ということだけです。

 

 

臨床開発の仕事を3年しているだけでも、「医療業界の不合理やミスマッチ」を多々経験してきました。

 

 

 

詳細は書きませんが、そのような課題の解決を含め

自分にしかできないことを自分にしかできない方法で、やっていきたい

と思っています。

 

 

 

やりたいことは既に山ほどあって、やはり普通は「どれからやろう」と優先順位をつけがちですが、

全部やりたいと思います。

賛否両論あるとは思いますが、最終的に決めるのは自分なので何を言われても関係ありません。笑

 

 

 

その土台づくりを8月はしていきます。

 

 

 

 

〜最後に〜

最後になりましたが、退職の挨拶をしている時に本当に多くの方々にお世話になっていたんだなと実感しました。

3年と少しという短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。

 

 

 

MBAを取得すること」が目的なのであれば、働きながら大学院に通うという選択肢もありましたが、あえて退路を断って挑戦することに決めましたので、もう後戻りはできません。

 

 

 

人間はだらける生き物なので、しんどくなった時・辛くなったその時に改めて今日この気持ちに戻ってこられるようにここに残しておきます。

 

 

 

 

 

やるぞ!

 

 

 

 

では!

投資というものをしっかり勉強しようと思います。

今まで、株式・社債投資信託・仮想通貨などなど、あらゆる投資を行ってきました。

実は大学院生の時から始めて、もう約4年間も経ってしまいました。

 

しかしながら、チャートや何らかの指標を分析して投資を実行するということをしてきませんでした。

 

投資していた分野が、自分の馴染みのある分野であったこともあり

幸いなことに、それで勝てていたのですが

この度、以下のような機会をいただきましたので

これを機に投資の「お勉強」をしてみようと思います。

 

asset-management-n.com

 

投資で幸せになる人が増えたらいいですね〜。

MBA受験における、成功した戦略と後悔

昨日は、某MBAホルダー向け転職エージェント?の主催するイベントに参加しておりました。

MBA後のキャリア形成のお話を伺える貴重な機会です。

 

そして今はその帰りですが、思ったことなどなどを書き連ねていこうと思います。

「これから受験するよ〜」って人や「MBA行きたいなー」と思っている人のために、大変恐縮ながら少しだけアドバイス差し上げようと思います。

 

 

やっていてよかった事(2つ)

MBA受験を準備する段階で、やっていてよかったなーと思う事が大きく2つあります。

 

①具体的な計画を立てた事

私は現在、社会人歴4年目にしてMBA留学直前ですが、計画自体は働き出すかどうか(つまり約3年前)から立てていました。

 

「年収がいくらで、毎月の貯金がいくらで年間これくらい貯まるから、資金はこれくらいあるかな?」とか、「ちょっとお金も足りないし飽きそうだから、1年制にしようかな?」とか、「国はどこに行こうかな?キャンパスビジットも行きべき?」「コンサルティングはしてもらったほうがいい?」とかとか、考えるべき事はいくらでもありますので、できる限り現実的に実行できそうなプランを立てました。

 

それでも、思い通りに貯金が貯まったかというと必ずしもそうでもなくて、多少ずれる事はあるし、意外とTOEFL,IELTSやGMAT,GREの点数が出ず、何度も受け直す事で資金が削られていきます。

 

その度に、計画の修正をかけたりという作業が必要になり、何度もメンタルが折れそうになりました。

 

②早く始めた事

特に英語を勉強するのは早いほうがいいと思います。

 

会社の方や社外の方で出会う人でも英語を勉強したいという人にたくさん出会いましたが、開始時期が遅くなればなるほど、実際に実行に移している人が減る傾向を肌で感じました。

これについては、あまりたくさん説明はいらないのではと思いますが、「年齢とともにエネルギーが減る事」「家族ができると時間がなくなる事」「年次が上がると仕事の負担が増える事」などがあげられると思います。

 

私は、オンライン英会話や英語ニュースを読む習慣を新卒の研修時につけたので、なんとか乗り切れたと思っていますが、これを2年目や3年目から始めろと言われると多分無理だったのではないかと思います。

(忙しい時は1日13時間とか14時間とか働いてましたから、英語学習する余裕なんてないですよね。笑)

 

 

 

やっときゃよかった事(1つ)

それでも、「あーやっときゃよかったな」と後悔している事もあります。

今は1つだけ挙げておきます。

 

 

 

奨学金に応募しまくらなかった事

MBAのスクールから奨学金は得てはいるものの、結局、日本国内の奨学金には1つしか応募しませんでした。

なぜそのような事になったかというと、奨学金の募集時期がMBA合格発表前に設定されているからです。

具体的にどのような奨学金があるのかはここでは述べませんが、いざMBAに合格してから「お金足りるかな?」となるのは、本当に大変です。実際私も正直な話、今年入学できるという確信がなかったために、「奨学金はまだいいか。受かってからでも行けるもんな」という浅はかな考えしかなく、つい先日まで資金調達に苦労しておりました。

 

幸いにも?このブログを読んでいる方には、ぜひ早期に「自分は来年入学する(はずだ)から、今から奨学金とろう!」と早め早めに動いて欲しいと思っています。

 

資金調達ができず、MBA入学を断念している例もありますので

ご利用は計画的に。

 

 

今回はこの辺で。

CRAから見たブラックペアンのひと騒動について

私自身は、ドラマなどあまり見ないのですが

昨日たまたまスマホを開いたら、こちらのニュースがありました。

(News Picksから流れてきてたのかな?)

 

nlab.itmedia.co.jp

 

最近始まった、医療ドラマ「ブラックペアン」にて

「治験コーディネーター」の描写が、実際の職業とあまりにも懸け離れているとして、5月2日に日本臨床薬理学会はTBSに対し現実と乖離した描写を避けるよう求めた。

と言うニュースですね。

 

なんとこの治験コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)、あの加藤綾子アナウンサーが演じているのだとか。

ついに女優デビューですか。

 

さて、私はと言いますと「一般的にはあまり知られていない治験業界も、ドラマを通じて脚光を浴びるのか。」「治験がもっと世間にも受け入れられればいいなあ。」と思っておりましたので、少し残念です。

 

臨床開発業界でも「新しいドラマ、CRC出てくるらしいね。」とか「CRCカトパンがやるらしいね。」などなど、自分の周りだけですが少しだけ話題になっておりました。

 

GWで少し暇ですので、CRCとともに働くCRA(臨床開発モニター)から見た、今回の騒動について、「現場を知る第三者的な立場から」記事を書こうと思います。

(あくまで私見です。)

 

上記の記事で述べられている以下の記載、こちらは正しいです。

開発された薬が現場でも有用かつ安全かどうか確認するため、事前に人へ治療も兼ねて行う臨床試験を「治験」といいます。治験コーディネーターとはその治験が適切に行われるよう、医師や製薬企業と被験者の間に立って調整する専門職。責任医師などの指示の下、治験までの準備や被験者への対応、検査データの整理、医師への報告などあらゆるサポートを行い、新薬導入を円滑にする上で重要な役割を果たします。

 

CRAとして、CRCさんにはたくさん助けてもらっています。

CRAは直接患者さんと接することができないため、CRCさんの助けが必要になります。

また、CRAはなかなか患者さんの対応を含めた「現場感」を知ることができないため、CRCさんからはいろいろなことを教えてもらうことができます。

 

さて、日本臨床薬理学会から出た今回の意見書についてです。

治験コーディネーターがスーツ姿で担当医師を高級飲食店で接待したり、治験を決めた被験者に同意書を取らずその場で負担軽減費として300万円を手渡しするシーンが登場しました。放送後Twitterではこれらの描写に対し、「現実と違いすぎる」「知られる機会がない職種でデタラメを描かれると大迷惑」

→確かに、治験コーディネーターはそもそもスーツでは基本働きません。

出張の際や、オフィスではスーツで働いている可能性もありますが、今回のドラマで描写されているのはおそらく病院内での話なので、基本は白衣を着ていることかと思います。

そういう意味では、TBSの公式ホームページ トップの画像も違和感がありますね。カトパンはどちらかというとCRAなんじゃないかと、格好だけをみれば感じます。

www.tbs.co.jp

 

接待シーンについては「CRC医療機関のスタッフとして患者様をサポートしており、スーツを着てかっこよくこなせる業務ではありません。担当医師を高級レストランで接待するCRCも100%おりません」と否定。患者へ負担軽減費300万円を手渡す場面にも、一般的には一回あたり7000円~8000円であり、「高額の軽減費で治験への参加を誘導することは厳に戒められております」「別の費用を誤解されたのでは」と乖離を訴えています。

→高級レストランについてですが、接待するとしてもこれはCRCではないでしょう。医薬品開発をしている企業側の人間もしくは、CRCを派遣している企業の営業さんなどでしょうか。

ただ昨今は接待については厳しく規制されているので・・・ 。完全にないとは言い切れませんが、CRCが単独で医師を接待することはまずありえないでしょう。

 

→負担軽減費についてですが、まず300万円はあり得ませんね。そんなに支払えるなら、それで治験に入りたい患者さんが続々押し寄せるはずですが、実際はそんなことは有り得ません。

「1人の患者さんが、何年もある治験の期間を通して合計300万円分の享受を得る」ということは有り得るかもしれません。

治験参加中は、患者さんの医療費の一部が企業から支払われる場合があるからです。

ただ、1点だけ注意したいのは、その金銭が支払われるのはCRCを派遣している企業からではなく、医薬品・医療機器を開発している企業から、ということです。

この金銭の目的は、あくまで「治験のために遠方への通院が必要になったり、通常診療よりも回数が多くなるため、その負担を軽減する目的」で支払われるということは

一般の方々も知っておいて欲しいなと思うところです。

ちなみに、一回あたりの金額は私の経験上、7000円〜800010000円程度が多いかと思います。

 

治験において、金銭面ではトラブルが多いので

この部分の描写は的確にしていただきたいところですね。

 

 「CRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念でなりません」「番組により患者さんがCRCという職種に不信感を持ち、治験を通じた新薬・医療機器開発へご協力を頂けなくなるとしたら、それは医療イノベーションを目指す日本にとって大きな損失につながります」とドラマによる誤解を不安視し、「CRCの使命、現状等を正しくご認識頂き、あまりにも現実と乖離した描写を避けて頂くよう希望する次第であります」

 

CRCさんの仕事は、朝早くから夜遅くまでかかることもあります。

さらに、どれだけ頑張っても結果が出ないこともあると思います。(それはCRAも同様です。)

 

一つのドラマで、業界全体でトラブルの発生や進捗への影響が出ないように、最低限の配慮をしていただきたいものです。

 

 

ここから追記♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

こんな記事を見つけました。

biz-journal.jp

 

あーこの記事も、今回のCRCの描写について言及してるんだな。と思って拝見しました。

また、加藤綾子演じる治験コーディネーターの木下香織と渡海が会食するシーンではフランス料理を食べていたが、実際に私も医療関係者にフランス料理店や高級懐石料理に連れて行かれた経験がある。私の場合は付き添いの立場だったが、こういう医療業界の細かい「あるある」が織り込まれているのはうれしいところだ。

 

ん?と思ってしまった。 

そもそもこの記事を書いた方は、どういう立場(職種)の方でどういうシチュエーションで医療関係者とフランス料理店や高級懐石料理に連れて行かれたのだろうか。

 

これは、「あるある」ではないのでは?

世の中、うまくいくことばかりではない!!!

はてさて、昨日、GMATというテストを再度受験してきたわけですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまり結果は変わりませんでした。。。。

 

せっかく有給とって受験したのに。。。。

 

自分の中ではかなり勉強したつもりでしたが。。。。

 

 

 

 

 

まあ、前を向いていきましょう!!!!